筋トレ

【書評】"ゲストの心を離さないライザップ式接客術"でトレーナー論を学ぶ

RIZAP 本

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こんにちは、じょん(@johnblog0512)です。

 

パーソナルトレーナーになりたいと思い始めている今日このごろ。

 

そんなこんなでkindle unlimitedにあった【RIZAP】の本を読んでみました。

 

 

結構、良いこと書いてあるじゃん!ということで読み進めてみることに。

 

正直、ライザップに良い印象はなかったんですが大事なことがたくさん書いてあったのでじっくり読んでしまいました。

 

じょん
ということで今回はトレーナーになる前に読むべきライザップの本を紹介します!ほんとにめちゃ良いこと書いてあるから。

 

 

結果にコミットするの本当の意味

 

ライザップといえば、よくCMで"結果にコミット"って流れてますよね。

 

正直よくわかってなかったし胡散臭い感じがしてました。

 

ただ、この言葉はしっかりとした意味のあるパワーワードなんです。

 

この本の著者の幕田さん曰く、ライザップは他のジムと違って結果にコミットする=やり切らせることを至上命題にしてきたそうです。

 

これまでのトレーニングジムではボディメイクの手段や機会、知識の提供はしてきたものの、ゲストがボディメイクを成功させることに対する保証は一切していませんでした。

 

そこでライザップでは、すべてのゲストにボディメイクをやり切らせるためのノウハウを作り大きな強みにしてきたそうです。

 

ゲストにボディメイクをやり切らせるために、週に2回程度のわずかな時間だけでなく、トレーナーの目が届かない普段の生活をどうマネジメントするか、諦めそうな時にどのように寄り添うかを重要視しています。

 

じょん
確かに、パーソナルトレーニングの時間以外ってどうしても気が抜けてしまってモチベーションが下がったりする人も多いですよね。誰かに見られていないとできない!みたいな。

 

 

やり切らせる!はコモディティ化しない

 

著者はダイエットのやり方はどこにでもあるから大きな価値はないと言っています。

 

なのでやり切らせるためのメソッドに力を入れているそうです。

 

やり切らせる方法は人それぞれであって、色んな感情が入りながら行われるものなので確かにコモディティ化しないですよね。

 

ライザップのトレーナーは【やり切らせる】ことに重きを置いているので、おせっかいなほど積極的に介入しています。

 

そして、ゲストとトレーナーの関係を越えた生涯のパートナーとして、相互に信頼関係を構築する。とのこと。

 

やり切らせるためのメソッド=ライザップ式接客術と定義し、3つの要素に分類されています。

 

 

  1. ゲストの真のニーズに【向き合う力】
  2. ゲストに徹底的に【寄り添う力】
  3. ゲストと目標達成後も【つながり続ける力】

 

ゲストの心を離さないためのこの3つの力は、どんな職種にも必要なものであり生きていくなかで重要だなと感じています。

 

知識や技術はあるけれどこの3つのような事ができないと中々、顧客もつかないだろうし信頼関係を築いていけないだろうなと痛感しました。

 

 

シャドウタイムをマネジメントする

 

シャドウタイムとは会っていない時間、つまりセッション以外の時間の事ですね。

 

1週間は24×7=168時間あります。

 

そのうち、トレーナーとゲストが顔を合わせるのは2~3時間程度です。

 

この残りの時間(シャドウタイム)をいかに上手くマネジメントするかが勝負の決め所だと言われています。

 

ライザップでは実際にザイオンス効果を上手く利用しています。

 

ザイオンス効果とは人間同士は接触時間が長いほど愛着が湧くという心理的効果です。

 

トレーナーとのセッション以外の時間でもアプリを通して質問ができるようになっています。

 

確かに会えていない時間に連絡を取り合っているとお互いに意識はしますよね。

 

このような取り組みをして、ゲストのライフスタイルにおける【ボディメイク】の優先順位を上げてもらうそうです。

 

他にも細かなテクニックがあって、いかにゲストに生活の中でトレーナーの顔を思い出させるかなど重要なことが書いてあります。

 

 

モチベーションの低下に対して

 

モチベーションが低下したゲストには、、、

 

【さらに深掘りするカウンセリング】、主体的に動いてもらうための【コーチング】で対応。

 

まずは、モチベーションが低下した原因を探ることが重要なようですね。

 

高いお金を払って入会しているのに、どうしてやる気が低下したのか。

 

またそのようなゲストに対しては、【怒る】のではなく【叱る】ようにしているようです。

 

怒るは感情出発で、叱るは事実出発ということで事実に対しての思いが込められています。

 

じょん
これはわかりみが深いですね。

 

もう1つコーチングがあります。

 

コーチングでは【問いかけて考えさせ、回答を得る】という指導方法です。

 

単に知識や技術・経験を相手に伝える、ティーチングとは違い質問をすることで気づきを与えて回答を得るというコミュニケーションです。

 

ライザップではゲストとの間で一方通行にならないよう双方向でコミュニケーションを取れるようにしているそうです。

 

 

まとめ

 

  1. RIZAPではゲストに寄り添った接客術を心得ている
  2. 結果にコミットする!とはやり切らせること
  3. トレーナーはティーチングではなくコーチングが重要

 

この本を読んでみて、パーソナルトレーナーになるにはもちろん技術や知識は必要だけど、ゲストにどれだけ寄り添えるかなども重要なのだと感じました。

 

これからは知識や技術も蓄えつつコーチングの勉強も進めていくのが良いですね!

 

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