理学療法士を目指す学生には実習というものは避けては通れないものです。
結論から言うと、正直実習は辛いものです。実習期間中は辛くて、何でこんなことをやってるんだろうと思うこともありました。
他の大学の学生はバイトして遊んでいて羨ましいな~、そして理学療法士になる理由さえ分からなくなることもありました。
しかし、実習を終えると達成感がやってくると共に理学療法士になりたいという気持ちが強くなっていきます。
理学療法士になると、良いことも悪いこともあります。
でも、やりがいのある仕事ですし理学療法士になって良かったと色んな意味で思う時が来ると思います。
だから学生のみんなは諦めないで頑張ろう!!
目次
誰にも実習はやってくる
理学療法士になる人は実習というものは誰でも通ってきている道です。
最終学年になると、臨床総合実習という恐ろしいものがやってきます。
この実習の期間は養成校によって違いますが、自分の場合は8週間×2施設でした。
ここで脱落してしまう人も少なくはありません。
実習は辛いもの
実習は辛いものです。しかしその経験から得られるものは大きいです。
初めて社会の場に出て、そこで働いているスタッフだったり、受け持ちさせていただいた患者さんと接します。
そうすると必然的に悩みというものはでてきます。
課題もあり、1日中患者さんのことばかり考えて出したレポートはダメ出しの連続で返ってくることもあるでしょう。
そして精神的に参ってしまい余計な事を考えてしまうこともあると思います。
イラ立ってしまうこともあると思います。
だけど、それ以上に辛い思いをしているのは患者さんです。
患者さんは一生懸命にリハビリをして、早く治したい、家族の元へ帰りたいという思いがあったり、入院する前と同じような生活ができるように頑張っているんです。
このことに気が付けば自分の辛さや悩んでいることはちっぽけな事だと感じます。
学生が受け持ち患者さんと接する時間はスーパーバイザー以上に長いこともあります。
その分、しっかりと患者さんのことを考えて評価し、治療へ繋げることが大事です。
誠意をもって接し、向き合っていけば必ず思いは届きます。
努力は無駄にはならないんです。
実習で悩んだら
誰かに相談する
一人で悩まないことが一番です。
誰かに相談しましょう!
スーパーバイザーの先生でもいいですし、相談しにくかったら学校の先生でも良いんです。
実習地訪問を早めにしてくれたりしてくれるかもしれません。
学校の先生は全力で学生を守ってくれます。だから安心して相談しよう。
スタッフでも若いスタッフであれば、実習からまだ数年しか経っていないので、親身になって相談にのってくれることもあります。
溜め込まないで相談しよう!
気分転換をする
実習に集中しすぎて心も体も疲労困憊になる時が来ると思います。
そういう時は、自分の好きなことを思いっきりやるとスッキリしますよ!
ドライブでも良いですし、ゲームでも良いですし何でもいいんです。
自分は実習中に何度かジムに行ったりもしました。
しかし、時間に区切りをつけてメリハリをつけることが大事です。
合格への近道
報告・連絡・相談
基本ではありますが報告・連絡・相談をしっかりすること。
これがしっかり出来ていれば悪い印象を与えることはありません。
簡単そうではありますが、意外とできない学生は多いです。
振り返ってみると自分もそうだったと思います。
コミュニケーションをとる
報告・連絡・相談をするにはスタッフの先生方と積極的にコミュニケーションを取ることが必要になります。
コミュニケーションを取れていれば、少々ミスをしても笑って済ましてくれます。
しかし人間関係が構築できていないと、険悪な雰囲気になることもあります。
まずは、先生たちとしっかりと話してコミュニケーションを取りましょう!
患者さんファーストで考える
実習では多くの患者さんの見学に入らせて頂いたり、評価を治療をさせて頂く機会があります。
その時にいかに患者さんのことを考えて行動できるのか。
礼儀や気遣いなど簡単そうですが難しいものです。
そのような所も、スーパーバイザーを始めスタッフの先生たちは見ています。
基本的なことができていれば知識がなくても大丈夫!!
自信をもって実習に臨みましょう!!
まとめ
- 実習が辛いのは事実
- 実習では、患者さんのことを一番に考えることが大事
- 知識よりも重いやりが大事
- 実習で悩んだら1人で悩まずにまずは相談
- 合格への近道は社会人として基本的なことをしっかり身につけ実行すること
現在、自分は実習でお世話になった病院で働かせていただいています。
実習を頑張れば、就職にも繋がることもありますので、頑張りましょう!!
以上、理学療法士の実習って辛いの?合格への近道を紹介 でした。
最後までこの記事をお読みいただきありがとうございました。